うみのなみだ

日常+小説ブログです。

あなたの街の物語

kakuyomu.jpぎりぎりですけど、「あなたの街の物語」コンテスト - カクヨムに短編を投稿しました。 2400字は短いですね。

物語を書くということ: 「小説の神様」 相沢沙呼 著

HDDの片隅でバックアップと名づけられたフォルダには、十年以上前に書いたテキストファイルが眠っている。それぞれ、10キロバイトにもみたないサイズのシンプルなデータたち。 小学生の頃に初めて使ったワープロソフト“一太郎”の独自ファイルが高校を卒業す…

カクヨム更新

kakuyomu.jp 過去の短編小説を加筆修正してカクヨムにあげることにしました。いろいろごちゃまぜですが、まあ、足跡とおもって。元原稿はこのブログのどっかにあります。 50作もあるとは思わなかったので、短編ばっかりよく書いたな~という感じ。 だいたい5…

140字の物語展 2012 〜ついのべ豆本♪部 二周年記念〜

おしきりゆうさんにお誘いいただいてついのべ豆本部の展示会に作品集をおかせてもらいます。 開催概要 2012年7月30日(月)〜8月5日(日) 12時〜19時(最終日は17時まで 場所:「月箱」(渋谷のレンタルボックス)のギャラリースペース http…

 ツイッター小説と文学フリマ

第14回 文学フリマあわせで、ツイッター小説の作品集を作ってもらいました。終わってから告知も何なんですが、今後も南洋文芸通信社さんで販売していただくので、機会が有れば是非ご覧ください。 (夏コミ、第15回文学フリマに参加予定とのことです) 2009年…

 君には嘘がないから、僕には追いつけない #4

「高山さま、申し訳ありません」 ごくさりげない減速で、車は停車した。「どうした」笑顔を見せた後、急に黙り込んでしまっていた彼女が剣呑に問う。 「はい、先に高山さまをお送りするつもりでしたが、誤って本家へ回ってしまいました」 痛恨の極みと言わん…

[小説] 君には嘘がないから、僕には追いつけない #3

3.小心者のやり方 「あ、あの。朝生先輩!」 始業式が終わり、僕は上級生のHRが終わるのを正門前の木陰で待っていた。朝生百合薇は大勢の上級生とともに、けれどその他大勢とは隔絶した存在感を持って現れた。作戦通り、呼び止めようと声を出した僕は、どこ…

[小説] 君には嘘がないから、僕には追いつけない #2

2.幻のミス明星 彼女の名前はアソウ ユリラ。百合のように香り、薔薇のように咲き誇れ、と書いて百合薇。身長156センチ、血液型AB、四月四日生まれの牡羊座、二年A組出席番号1番、茶道部、華道部、弓道部、柔道部、馬術部に所属し週一回ずつ参加。茶道部…

[小説] 君には嘘がないから、僕には追いつくことができない

1.新生活の幕開け 体を壊すほど勉強して合格を勝ち取った、春。僕は明聖高校の制服に身を包み、心から晴れやかな新学期を迎えていた。もとい、迎えるはずだった、と訂正しよう。先ほどまでの淡い期待感、さわやかな緊張感、ただ顔を知っているだけという希…

[http://d.hatena.ne.jp/yk_uminami/20100709/p1:title=山手線シリーズ] あとがき

思いつきで始めたけれど、完成できてよかったです。思った以上に時間がかかりましたけれど。。。改めて並べてみると、みごとに恋愛ものばかりになったなあ、というのが驚きでした。たぶんツイッター小説はなかなか二人以上の登場人物をだすのが難しいので、…

ツイッター小説 山手線連作 総集編

山手線 品川 大崎 五反田 目黒 恵比寿 渋谷 原宿 代々木 新宿 新大久保 高田馬場 目白 池袋 大塚 巣鴨 駒込 田端 西日暮里 日暮里 鶯谷 上野 御徒町 秋葉原 神田 東京 有楽町 新橋 浜松町 田町 #twnovel さよならを言いに行ったのにな。と反省しながら品川駅…

ツイッター小説 山手線連作 前半

#twnovel 寂しいの。呟いただけなのに世界が終わったような顔してる。いま手を握ってくれたら最高なのに、絶対にそんなことしてくれない。だから好き、だから嫌い。ネオンが明るくて馬鹿みたいに立ちつくしてる新宿東口の夜。「終電だから、じゃあ。おやすみ…

ツイッター小説 山手線連作の進捗

品川 大崎 五反田 目黒 恵比寿 渋谷 原宿 代々木 新宿 新大久保 高田馬場 目白 池袋 大塚 巣鴨 駒込 田端 西日暮里 日暮里 鶯谷 上野 御徒町 秋葉原 神田 東京 有楽町 新橋 浜松町 田町

Twitter 小説

ツイッター小説(#twnovel)を始めました。アカウントはhasmotoです。*1 140文字でも意外といろんな事ができるのが面白いですね。小説を毎日書く習慣付けができたらいいなと思います。 ツイッター小説の最初のとっかかりとして、山手線の駅名で連作してます…

 スターもしくはスター

去年のステージ前は緊張しなかった。ライトがついても、緞帳があがっても、心配していたのはたった一つのことで、自分の事なんか全然気にならなかった。だって、最初のコードは知っているから。何度も何度も弾いてきたリフは指が飽きるくらいになっているか…

 最吉さま

季節外れの初詣で「最吉」と書かれたおみくじをひいた。 「さいきち?」 「そう。よく引いたな」 振り返ると、神主姿の青年が笑っていた。私の手元など見えるはずもない位置で、はっきりとうなずいている。 「なんですか、これ」 「私が気に入った者だけが引…

目を閉じるたびに揺れて、また、とまる((フェリシモ文学賞「ゆれる」の落選作を改稿・改題))

目を開けるといつもと違う板張りの天井が見えた。実家の仏間だ。うたた寝していたほっぺたには畳のあとの感触があった。指先でなぞる。夕方までに消えてくれるだろうか。 ぼんやりと今日の予定を思い出す。六時までに着替えること。七時までにホテルのロビー…

 7.負けられん

交差点で早瀬に並んだ。「よ」とハンドルから片手をあげて、一瞬だけ顔を見る。つまらさなそうに「おはよ」と声が返ってくる。視線を信号機に戻して、青になる瞬間を待つ。対角の信号機が変わって、3、2、1。スタート。ペダルに掛けた足を思い切り踏み込…

第47回きらら携帯メール小説

また生存報告というか、告知です。 二年前に一度いただいた月間賞に再び選ばれました。 梁瀬陽子「わたしだけのタイムマシン」 嬉しいことです。 またまた短い作品なので、WEBきららでご覧いただければ幸いです。 久しぶりに小説を書く機運が高まっておりま…

 フェリシモ文学賞

気配―フェリシモ文学賞 (フェリシモ文学賞作品集 (第10回))作者: 藤井彩子出版社/メーカー: フェリシモ発売日: 2007/04メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (2件) を見る 第10回 フェリシモ文学賞 気配 にこっそり応募しておりました。 う…

 ISBN:4093861714:title

というのに、きらら携帯メール小説月間賞をいただいた「春、疾走する。 梁瀬陽子」が収録されました。一年以上前の作品なので、アレですが。 書店で見かけたらよろしくどうぞ。

 ワキワキ効果

もう春になるんじゃないかと思わせておいて、また雪が降った。積雪五センチ。全くたいしたことじゃないのに、急に出かけるのが面倒になってしまう。それでも冷蔵庫のなかを補充するため、しかたなく俺は外に出た。寒い。みんな出かけたくないのは一緒なのか…

 [http://bungakunagoya.sub.jp/:title=文学フリマin名古屋]

せっかくの地元開催、ということで帰省がてら参加します。 文章力向上委員会でブースを出すそうなので、たぶんその辺にいます(新作ペーパーには参加してませんが)。 文学フリマinなごや実行委員会による雑誌「052」の1.5号?に寄稿させていただきました。朝…

あけました[日記]

あけましておめでとうございます。 あけてしまってからなんですが、去年を振り返ったりします。 一月:バトカメ第五回に参加。優勝の栄誉をいただく。 二月:文章力向上委員会「先」に「冬空(神楽)」を投稿。 三月:千葉→埼玉というどうしようもない引越し…

論文書きに飽きてきたので気分転換。春に引っ越したとき、テレビを捨ててみたのですが、 このたび縁あって新たにテレビデオを手に入れました。 14インチと小型なので、狭い我が家にも安心。 さっそく今日ぼけーっとカウチポテトしてみました。8ヶ月テレビ無…

 [http://bungaku.webin.jp/index.html:title=第四回 文学フリマ]

前日まで告知し忘れるという体たらくですが。 2005年11月20日(日)(11:00〜16:00) 東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎 第1・第2展示室 (JR線・東京メトロ日比谷線 秋葉原駅徒歩3分、都営地下鉄新宿線 岩本町駅徒歩5分) 文学フ…

 [http://satsuki.sakura.ne.jp/~unagi/600/batokame/:title=バトル仮面舞踏会]

ばとかめ第六回に参加しました。今回は書き出しが固定、ということで結構苦戦。難しかったです。 投票は11/30日まで。短い作品たちですので、よかったら覗いてくださいませ。

文章力向上委員会

9月作品「皮」に参加しております。久しぶりなので、別名で出しました。 また、今年も文章力向上委員会のみなさんと文学フリマに参加しようと思います。 リライト作品集「十二ヶ月」。二年目も、またいいものが作れればなあと思います。

またも京都へ一泊二日で勉強に。往復夜行バス、素泊まり旅館の旅ですが。。。 いまから出発なんですが夜行バス、初の最前列。フロントガラスまぶしー。まあ寝るけど。寝れるけど。

文章力向上委員会

5月も参加しています。梁瀬陽子「建て替え」 批評、感想頂ければ幸いです。

「春、疾走する。」 梁瀬陽子 きらら携帯メール小説大賞 第11回月間賞 を頂きました。今日発売の雑誌きらら、WEBきらら、The News(携帯サイト*1)にて掲載されております。 嬉しい限りです。(またも)短い作品なので、暇つぶしにでも読んで頂ければ幸いで…

文章力向上委員会

四月作品公開中。 「一泊二日、幸せ旅行。」梁瀬陽子 で参加しています。 お時間のある方は感想、批評よろしくお願いします。

批評まとめ 推敲不足。 場面構成が尻切れ。 終わりが急ぎすぎ。 反省点 推敲不足。もっと余裕を持って書き始めろ。 詰め込みすぎ。削り足りなーい。

 作品「先」

そういえば、今月も文章力向上委員会に作品を出してます。覆面ですが。お暇な方はのぞいてみて下さい。こちら 公開終了

世界一不幸な子供 ((かつて変名で作家でごはんの鍛錬場に乗せました。在庫リサイクルで掲載します。記2008))

新米の天使は雲の上の聖堂でしずしずと神様の前に歩み出ました。 「神様、私は今日から天使として地上の人々につくすことになりました。とても嬉しく思っています。私にできることは少ないですが、少しでも人々のためになることができればと思います。どうぞ…

 re:悪癖((文章力向上委員会 6月作品 [http://web-box.jp/bki/200406/004.html:title=「悪癖」 梁瀬陽子]))

私にとって、恋とは癖のようなものだった。気がつくと“次の”男が現れ、いつのまにか私たちは恋人になっていた。 いつの間にか知り合って、何気なく電話をして、気がつくと食事をして、とりあえずメールを送って。それから、好きだとささやき合って、キスをし…

第6回 6月作品 [http://web-box.jp/bki/200406/004.html:title=「悪癖」 梁瀬陽子]

批評まとめ ・わからなーい 反省点 ・解るように書けよ。 反省後 「re:悪癖」

 6.りんご

スーパーの片隅で季節外れのりんごが売られていた。ダンボールの箱そのままに陳列された赤い果実。 そういえばあの人はりんごが好きだったな。一週間分の食材をいれた買い物かごを片手に、サキは立ち止まってじっと丸い形を見つめた。好き嫌いがなくて、どん…

第五回 3月作品 [http://web-box.jp/bki/200403/08.html:title=「Still going on.」 梁瀬陽子]

批評まとめ ・伝えたいことが弱い。 ・世界観がつかめない、話に入れない。 ・最後が急ぎすぎ。ラスト一文が余分。 反省点 ・読者が解らないようじゃ、ただの自己満ですよ。 反省後 「re:Still going on.」(書き直しせず)

5.336

年が明けて、一月。世間はすっかりお正月気分で、気の抜けた浮かれた雰囲気だけがぶらぶらと町中をうろついていた。けれど私はとてもじゃないけどお正月だからといって浮かれているわけにもいかなかった。センター試験まで、あと二週間ばかり。時間の価値は…

 4.それだけは勘弁してください

誰も知らない世界にいけたらいいなと夢想した。夢想しながら歩いている自分はきっと夢遊病患者か精神病患者のようにうつろな目をしているだろう。ショーウィンドーの前を通り過ぎながら、そちらを見まいと目をそむけた。 足音が自分を追ってくる。自分の足音…

 re:反省。((文章力向上委員会 2月作品 [http://web-box.jp/bki/200402/10.html:title=「反省。」 梁瀬陽子]))

ぴったりと閉められたガラス戸を僕は恨めしく見上げた。曇り空の下を吹き抜けていく風に雪の匂いを感じて、僕は枯れた芝生の上を何度も往復する。ガラス戸の内側を人影が通り過ぎる度に何度も声を上げたが、一向に中に入れてもらえる気配はなかった。 それも…

第四回 2月作品 [http://web-box.jp/bki/200402/10.html:title=「反省。」 梁瀬陽子]

批評まとめ ・まとまりはいいけど、ありきたり。 ・主人公のもつ認識、世界観の設定が甘い。 ・単語で遊ぶ前にちゃんと選べ。 ・一発ネタ。 ・脱字「生き物せいだ」 反省点 ・オチが単純すぎる。ちょっとは考えろ。 ・一人称だろ。ちょっとは表現気にしろ。 …

 re:影少女((文章力向上委員会 12月作品 [http://web-box.jp/bki/200312/026.html:title=「影少女」 豹子]))

「あの。私、あなたの影になりたいんです」 夕飯の買い物をしにスーパーに向かっていると、電柱の陰から少女が飛び出してきた。 「は?」 「影になりたいんです」 アイドルになりたいんです、と同じ調子で彼女は言った。切実かつ可愛らしい口調は完璧だった…

第三回 ①12月作品 [http://web-box.jp/bki/200312/026.html:title=「影少女」 豹子]

批評まとめ ・影の設定、世界観がわかりにくい。 ・最後がわかりにくい。 ・会話、展開に矛盾を感じる。 反省点 ・勢いで書くな。ちゃんと設定を理解して書け。 ・解るようにかけ。 ・アイデアだけで満足せず、物語として、伝わるか考えろ。

 第三回 ②12月作品 [http://web-box.jp/bki/200312/013.html:title=「影ふたつ、きらめいて」 梁瀬陽子]

批評まとめ ・恥ずかしい。甘すぎ。 ・インパクトが薄い。 ・状況説明が不足。一人称である必要は? ・最後の締めが雰囲気に合っていない。 反省点 ・やっぱりベタ過ぎ。なんとかしろ。 ・安易に一人称でなく、必然性を考えろ。 反省後 「re:影ふたつ、きら…

re:夏の音((文章力向上委員会 11月作品[http://web-box.jp/bki/200311/021.html:title=「夏の音」梁瀬陽子]))

「あんまり遠くに行くんじゃねーぞー」 神社裏の森に散っていく、幼い従兄弟たちの後姿に声をかけると、俺はジーパンのポケットからタバコを取り出した。木陰にたたずむと、熱気を払う涼風が通っていく。五人の子供たちの世話を押し付けられたとはいえ、初盆…

第二回 ②11月作品 [http://web-box.jp/bki/200311/021.html:title=「夏の音」 梁瀬陽子]

批評まとめ ・前半、改行が多い。文末が「〜た」ばかり。 ・油蝉と蝉はタバコ、アゲハチョウにそろえてカタカナにするべき。 ・一人称が俺のわりに語り口が優しい。 ・エピソードに深みが無く、面白みが無い。 反省点 ・前半の段落は切り過ぎ。文末、漢字と…

 re:虫((文章力向上委員会 11月作品 [http://web-box.jp/bki/200311/035.html:title=「虫」 桐野京]))

きっかけは男が持ってきた蝶のペンダントだった。アクリル樹脂に小ぶりの蝶が埋め込まれたそれは、生々しい美しさをたたえていた。手にとると、色鮮やかな羽をはためかせてジャングルを飛ぶ姿が目に浮かぶ。 「きれい」 「そうだろ。向こうで見つけたんだ。…

第二回 ①11月作品 [http://web-box.jp/bki/200311/035.html:title=「虫」 桐野京]

批評まとめ ・ペンダントから標本への対象物の変化が唐突。 ・男と女の関係性、それぞれの感情の描写が解りにくい。 ・文のすわりが悪い。表現に違和感を感じる。 反省点 ・表現が悪い。雰囲気を出そうとして、失敗している。 ・ペンダント→標本の展開を安易…